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マギル大学外科教育修士大学院留学Q&A

Q.修士大学院留学の利点は?
A.修了後には修士学位という形のある成果を得られる。英語のインプット、アウトプットが多いため、英語力が向上する。講義から学べるものも多く、またその教官やクラスメイトとつながるチャンスも多いため、帰国後もコラボレーションできる可能性がある。カナダに限っては卒業後最大3年間カナダ国内で働くworking permitがもらえることも利点の一つである。
Q.マギル大学外科教育大学院修士課程留学期間は?
A.基本的に2年間。
Q.大学院開講期間は?
A.秋学期(9-12月)、冬学期(1-4月)に開講される。夏学期(5-6月)に短期集中で開講されるものもある。
Q.講義はどのような内容?
A.1コース週1回(1回3時間程度、12-13週)、修了までに最低5コース履修する必要がある。自分の興味に応じて履修選択可能で、基礎系のクラスも選択可能。研究テーマだけではなく、講義を通してそれぞれの分野の最新知識を広く深く学べる。<履修例> Fundamentals of Surgical Education, AI in Medicine, Statistics in Surgery, Teaching and Learning in Higher Education, Medical and Simulation Technologies, Developing Digital Innovations for Health Impactと、Academic Writing のクラス。
講義はディスカッション中心で、プレゼンテーション、グループワークなどへの積極的な参加が求められる。このような学習により英語4技能writing, reading, listening, speaking全てにおいて圧倒的な量の経験が可能となる。
Q.大学院の研究はどのようなもの?
A.学位論文(thesis, dissertation)は、文献レビューとオリジナル研究が基本となる。マギル大学の修士課程では、2年間の間に2-3回、research advisory committee meetingがあり、ここでは指導教官と他にマギル大学内の教授を呼んで研究内容の発表を行い、フィードバックを受ける指導体制がある。
Q.マギル大学大学院留学に英語力はどれくらい必要?
A.マギル大学大学院はTOEFL 80、IELTS 6.5以上を求めている。しかし、このTOEFL 80、IELTS 6.5以上というのはボーダーラインでしかなく、難なく学業が送れるという保証ではない。北米式の教育を受けていない場合、授業やディスカッションの進め方に慣れていないため、初めは授業についていくこともハードである。初めからストレスなく留学生活が送れて、スムーズに学業・研究を行うためには、しっかりとした英語力が必要である。
Q.その他応募に必要な資格や経験は?
A.博士号の有無は問わないが、研究経験、原著英語論文を書いた経験がある方が望ましい。各科専門医に相当の臨床経験は必要である。